1.大気浄化 大気中のNOxやSOxなどの大気汚染物質を吸着・酸化します。雨水によりほぼ中性域となった酸化物は地中に戻ります。室内に施工してタバコ臭やペット臭、病院や介護機関の特有のにおい解消などにも使われることがあります。
2.シックハウス対策 新建材といわれるものの中には有機溶剤を多用したものでシックハウスの原因となる有機ガスを発生させるものもあります。基材から排出されるそれらの有機化学物質を酸化チタン膜の表面で分解します。
3.防汚機能
空気中の汚れや埃は、浮遊している油分を媒介に壁面などの対象物に癒着します。施工基材が多孔質であったり、雨などの水仕舞が良くない所では、汚れじみやカビやコケの原因になったりします。
酸化チタンの被膜が施されていれば紫外線のエネルギーを受けることで光触媒作用が働き、汚れの付着媒体である油分を分解します。
一方、酸化チタンの被膜は水となじみやすく、水の被膜を作り汚れを洗い流してくてます。